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赤福を求めて三千里
 4月です。卯月です。卵とは違うんですね。卯ってなに??

 個展で三重県四日市市に行ってきました。
一般道を車で片道6時間。もう慣れたもんさ。

 名古屋の友人が見に来てくださいまして、謝謝です。
画廊の皆さんもお元気そうでなによりでした。

 ちょっといい話。

「三重に行くならば赤福を買って来い」

と奥様から密命を受けて
画廊に着く前にS.Aとかお土産屋さんを回ってみたのですが
いろいろ問題があった頃で入手困難なのですね。全然みつからない。

 「手ぶらじゃ帰れねー」

と、うっかり京都の八つ橋なんて買っちゃいましたが
なんと画廊さんが赤福を用意してくださってまして、英友、超感激。
地元の方でもめったにお目にかかれないという貴重な一品をいただきました。

今年の運を使い果たした気分です。ありがとうございました。

満開の桜を見てちょっと得した気分。
長野の桜も一部で咲き始めましたが、見頃を迎えるにはまだ1~2週間は先です。
# by HiDe-pastel | 2008-04-04 11:47 | 雑談
パン屋になら生まれ変われる
パン屋って大好き。

匂いとか雰囲気とか。

焼きたてのパンが並んでるところなんか、もうたまらん。

「この棚全部よこせ」 とか言ってみたい。

ついつい食べもしない量を買い込んでしまいそうになりますが、
そこはぐっと我慢。

決まって買うものはクロワッサン。
クロワッサンだけでご飯3杯は軽くいける。

デニッシュ系も好き。
クリームやジャムの入ったデザートパンとか。

今日はクロワッサンと木苺のデニッシュを購入。
美味しく頂戴しました。


制作のほうはちょっと停滞気味。ぐぅ。
# by HiDe-pastel | 2008-03-07 01:25 | 雑談
富士山 三保半島から本栖湖まで
富士山の絵を描くための資料集めとして
静岡から山梨へと巡ってきました。

松本から国道20号で諏訪を通って北杜市。
韮崎から国道52号を通って静岡市へ。

この日は富士山はまったく見えず、
夕刻になって雲が晴れ、すこし富士山の姿が望めた程度でした。

静岡市で開催中の個展に顔を出し、ホテルで一泊。

翌日。
6時にチェックアウトして、まずは「日本平」へ。

日本平は標高300mの小高い丘という感じですが、
海岸近くで標高300mもあれば十分な展望台です。
ものの本によると、ここから駿河湾越しの富士山が絶景スポットだとか。

山頂付近に雲がかかってしまい全貌とまではいきませんでしたが
それでもやはり眺めは良かったです。
ていうか、風が冷たくて寒くて痛くてのんびり見てられない。
やっぱりまだ2月の寒さでしたー。

続いて三保半島へ。

日本新三景のひとつ、三保の松原。
海岸沿いに続く“松林”と海岸越しに見える“富士山”が売りのこの海浜。
砂がさらさらしててきれい。一歩進むごとに足が埋まって歩きにくい。

陽もずいぶん昇ってちょっと暖かくなり、空は晴れ晴れとし、
海も適度に波があってロケーションとしてはおいしい。

気分も盛り上がり、意気揚々と富士山のよく見えるポイントを探して
ひたすら砂浜を歩きました。

遊歩道がすぐ近くに整備されてるのに、この素人はそれに気づかず
ひたすら砂浜を歩きました。

ほんっとにね、砂浜って歩きにくい。
「なんの修行だよ?」ってくらい進まない。
朝から2キロも砂浜歩いたら気持ち悪くなる。

で、「海と松林と富士山のセット」ってのを求めてさまよったんですが、
方角的に一つの画面に収めるのって無理なんですね。
松林の端のほうまで行ってようやく気付きましたよ。

そのぶん駿河湾越しの富士山をしっかり見てきました。
波の音が心地よかったー。

砂浜でのんびりと眺めながら思ったんですけど、
ずいぶん対岸沿いに工場が並んでまして、昔だったらほんとに
いい景色が見られたんだろうなと、ちょっと口惜しい気分でした。

富士山 三保半島から本栖湖まで_a0098195_5453765.jpg



次に富士宮市から国道139号を通って山梨県へ。

紙幣に富士山が描かれているのはご存知でしょうか。
千円札と五千円札ですが、この富士山は本栖湖から見たものです。
お札に載る富士山とあれば一度は見てみたいですよね。

この時期、長野の諏訪湖もそうですが寒冷地では湖が全面結氷します。
本栖湖の隣りの精進湖もやはり全面結氷してました。
しかし、我らが本栖湖は青々と水を波立たせてました。

“不凍湖”というやつです。

理由はいくつかあるそうです。湖の深さとか富士山の湧水が要因だとか。
それにしてもちょっと異様な光景でした。ここだけ季節の理の外にあるよう。

富士山の頂上には相変わらず雲がかかってます。
が、風が強いので雲の流れも速く、すこし様子を見ながら待つことに。
それにしてもこの風、ここにきて寒い冷たいと言うより「痛い」。
決して大げさではなく、10分我慢したら死ねると思いました。

富士山 三保半島から本栖湖まで_a0098195_6115297.jpg

微妙に雲のかかる富士山でしたがそれでもちゃんと見届けて、取材終了。

三保海岸での砂浜荒行で股関節に疲労感を覚えつつ

さすがに翌日は起き上がれなかったね。
# by HiDe-pastel | 2008-02-26 04:23 | 取材
パステル風景画展 in 名古屋
 個展開催に合わせて名古屋に行ってきました。
1月だけどわりと暖かくて、松本から着ていったコートが邪魔くさい。


 <1日目>
交流のある韓国の洋画家さんと1年半ぶりに再会。

 今夏に大阪で個展を開くようで、打ち合わせのために来日中のところ
奥様と名古屋まで見に来てくださいました。

 お昼ご飯に名古屋の名物をということで“ひつまぶし”を選択。
なんか「三度味わう」みたいなことを聞いたこともあったのですが、
実は私も初めてでどう食べたらいいのかわからず
普通にがっついてきました。美味しかったからいいね?
夕食もご一緒させていただき、いろいろとお話もできて短くも楽しい時間でした。


 <2日目>
個展会場はスタッフの方にお任せして電車で岐阜へ。

 HPを通して知り合ったOさんが地元で個展をされていたので
またとない機会と思い、お邪魔してきました。

 お会いするのは初めて。
作品はネットで拝見しているのですが、色の微妙な組み合わせや
パステルのタッチなど、やはり作品は本物を見るに限ります。
その後ご自宅へと場所を移り、制作の話からプライベートな話まで
のんびりと時間いっぱいまでお話させていただきました。


 <3日目>
 一日中ギャラリーで作品の説明をしつつお客さんとお話。
名古屋の友人にも久しぶりに会い、まったりお話ししつつ
この日の最終バスで松本へ帰省。

 途中、何があったのか高速道路が通行止めの様子。
「一般道に迂回します」と車内放送があったものの
その先のインターにさえ辿り着けない状況にちょっと戸惑い。

空腹でお腹が鳴ってるんですけどー…

それでも10分程度の遅れで無事に帰ってきました。


 そうそう
帰ってきたら子どもの上の歯が生え始めてましたよ。
たった3日なのに私のことは微妙に忘れちゃったっぽいです。
# by HiDe-pastel | 2008-01-14 01:27 | 展示
赤目四十八滝
 「赤目四十八滝」は三重県名張市にある赤目渓谷で
約4キロに点在する大小様々な滝群の総称です。
実際は48以上の滝があるそうです。

 中でも「赤目五瀑」と呼ばれる5つの滝があり、
今回はその5つの滝をポイントに取材してきました。

 まずは5分ほどで「不動滝」
昔から“滝参り”という信仰がありまして、ここでは「不動滝」に参ることを指しており、
明治中期までは不動滝から奥へは入れなかったそうです。

 すでに多くのカメラマンがそれぞれ三脚を据えて撮影中。

 ところで第一印象からなんだか紅葉がくすんでいるというか
あんまりきれいじゃないような・・・

 さらに遊歩道を15分ほど歩くと「千手滝」「布曳滝」

 「千手滝」の手前には茶店があり、ベンチもあったのでそこでスケッチ。
「布曳滝」は千手滝のすぐ奥。高低30mの岩肌を
細い白布を垂らしたように水が滑り落ちていました。

 ここから遊歩道は急な階段になり、ひたすら昇り降りしつつ山の奥へ。
くすんでいた紅葉も多少ましになり、小さな滝を眺めつつ歩くこと1時間、
「荷担滝」に到着です。

赤目四十八滝_a0098195_17292828.jpg

 流れてきた川が大きな岩で2つの滝に分かれて落ちている「荷担滝」は
パンフレットや情報誌でも大きく使われる赤目滝のシンボル的存在だとか。
ここで腰を下ろしてスケッチ。
なるべく隅っこで丸くなってスケッチしてましたがお昼過ぎともなると人もかなり増え、
ずいぶん多くの方に見守っていただきました(>Δ<)

 さらに10分ほど進むと五瀑の最後「琵琶滝」が。
楽器の琵琶に似ていることからこの名になったそうですが

・・・よく分かりませんでした。

 この先も滝はあったのですが、ここでUターン。
帰りの途中で小さな滝ですが感じが良かったのでそこでもスケッチ。

赤目四十八滝_a0098195_17302018.jpg

戻ってきたのはPM2:30、4時間の散策でした。

 滝そのものはさほど大きくないのですが、
渓谷として散策するには見応え十分。沢も淵も水がきれいです。



 ちなみに渓谷の入口は「日本サンショウウオセンター」になってまして、
サンショウウオの入った水槽がずらっと並んでいて気味悪いっつーか。
# by HiDe-pastel | 2007-11-29 17:34 | 取材